話し合い

2003年5月17日
バイトまでの時間はだいたい寝てる。

今日も二時くらいから昼寝してた。

すると携帯が鳴った。ヒロの着信音。

「ん?なんでこんな時間に?」と思いながら、

電話をとった。今までレポートが忙しくて

ろくな話しをしていなかったからかけてきた

という。とにかく謝ってきた。

それから、記念日おめでとう!と…。

私は前から気になってたことを聞いた。

「今後、元カノとは連絡を取り合うと?

 やっぱ、頻繁に会うことになると?」って。

「それはない」と言った。もう話しかけて

欲しくないと言われたらしい。

向こうの親にも「気持ちとしては地元に戻って

こっちにはいてほしくない」と言われたらしい。

可愛そうに…。 と、色々聞いていく中で

なんだかヒロに同情してばかりの自分がいた。

それから、今回の話し合いで一番うれしかった

ことだけど、「ヒロの親は私がこのことを

知ってるっていうことを知ってるの?」と

聞いた。そしたら「夜、公園で話しに行く前に

親から「なんで○○さん(私の名字)にも

言う必要があるんね!?言わんでもいいこと

やないね!」と言われたらしい。

親は過去のことを今の彼女に知らせて

ショックにさせるようなことをしなくても

いい。という考えからだろうな…と思うけど。

そしたらヒロは「これからもずっと付き合って

いきたいし、真剣に付き合っていきよるけ

話してくる」と言ったらしい。私の知らない

ところで、そんな話しをしていたなんて

正直、ビックリした!でも、すごくすご〜く

嬉しかった☆「好きやけ」ということも

何度も何度も言ってくれた。

だから、私の今の率直な気持ちも言った。

夢であって欲しいと何度も思ったこと、

何も考えられなくて、常に頭の中にはヒロの

ことが離れなかったこと…などなど。

でも一番言いたかったことは、これからも

頑張っていこうよ!ということ。

その元カノにとってのヒロは、どんな彼氏で

あったはか、私は知らないけれど、

私は私と付き合っているヒロしか知らないし、

そのヒロのことが好きだから、これからも

付き合って行きたい!…と。何よりも私の

彼氏であるヒロが好きだということ。

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でも、一つとっても納得がいかないことも

あった。それは、ヒロの左手首にある

タバコを押し当てた傷が「ふたつ」あること。

ヒロを見送る時に、見つけてしまった。

「なんでそんなことするん?」とその時

聞いても「なんとなく…」としか答えてくれな

かったけど、今日聞いたら「これは自分で

考えてタバコ押しつけた。考えてやることじゃ

ないかもしれんけど、やっぱりケジメとして。

実際に、子供一人を殺しとるわけやし、

それで…消えんようにと思って」と言った。

傷がふたつあるのは、元カノの苦しみ

なんだろうな…。そういうふうにして

根性焼きを作って、ヒロなりに罪を償って

いるつもりなんだろうけど、私からしてみたら

あまりいい気落ちではない…。そんなにひどい

傷跡ではなかったように思うけど、きれい

さっぱり消えることはない。一生ね。

しかもヒロは将来、保育士になる。

まだ足首とか見えないところにすれば

よかったものの、手首なんかにやっちゃって。

絶対に、子供の保護者にも見つかって

あれこれと…とずっと先のことまで気になる

私。そんなことは考えていないヒロ。

この二人、うまくいくのでしょうか?

不安はいろいろとあるものの、私たちは

一緒にいることに決めた。

妥協したんじゃない、甘やかしたんじゃない、

ただ、私にヒロと一緒にいたいという想いが

あっただけ。

このことを良い意味で、いいきっかけとして

私たちの付き合いも新しい気持ちで

はじめようと思う。

でも……私の元彼との出来事は口が裂けても

言いません(笑)ズルイな〜!女って…。

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